SDGs達成に貢献する東洋テックスの取り組み

モノづくり企業である東洋テックスにとって「調達」「環境ヘの配慮」「品質管理」「快適な暮らしのための製品設計」は重要なミッションです。当社は、SDGsが謳われる以前より国産材認定商品の使用やクリーンウッド法への対応、エコレールマーク認定に向けた取り組みをしています。私たちはこれからも、快適で安心・安全のための製品設計に努め、フローリングを扱う人(施工者)と使う人(施主・生活者)に寄り添ったモノづくりを約束します。

アール溝

ソフトな足触りを実現したアール溝は角がないため、ストッキングや靴下の引っ掛かりが少なく、丸みのある意匠は無垢フロアーのような仕上がりを実現。ホコリが溜まりにくく、お手入れが簡単な設計になっています。

Wヒーリング塗装

触り心地に加えて表面の僅かな凹凸設計により肌への熱伝導を抑えることで、触れた瞬間のヒヤっとする感触を抑えた塗装仕上げを施しています。冬はヒヤッとせず、夏はサラッとする快適な住み心地に寄与。また、人やペット(犬や猫)に優しい安全設計になっています。

防滑性能

表面に滑りにくい仕上げを施し、人の快適な歩行に配慮しています。
→ Wヒーリング塗装／木肌調塗装／プレミアコート_® 90 鏡面仕上げ／ダイナミックコート_® 10

抗ウイルス・抗菌仕様

抗ウイルス・抗菌剤を添加した塗装により、 床表面に付着した特定ウイルス数や細菌を減少させる作用があります。住まいの床を衛生的に保つことができ、安全な暮らしと笑顔が増える生活を実現するお手伝いをさせていただきます。

地球温暖化対策への取り組み

工場の環境負荷低減を目指した、CO₂排出防止による地球温暖化対策を実施しています。経済産業省資源エネルギー庁による省エネ法の事業者クラス分け評価制度(※)において、 4年連続(2016~2019年度)最高クラスの「Sクラス」(省エネが優良な事業者)を獲得。
※※事業者クラス分け評価制度とは、省エネ法の定期報告を提出する全ての事業者を S (省エネが最も優良な事業者)・ A ・ B ・ C の 4 段階へクラス分けし、クラスに応じたメリハリのある対応を実施するものです。

主な省エネ活動

・省エネ型機械設備の導入による節電効果への追及

各管理システムが、最適な生産条件になるようにファンやコンプレッサーのモーター回転速度等をコントロールして、無駄なエネルギーを削減しています。

・工場の照明のLED化

・事務所等の節電対策(エアコン設定温度、パソコンや周辺機器等の省エネモード、照明の間引き等)

環境負荷低減に配慮した物流を推進

環境や交通安全に配慮した営業車の運転管理

         

オリックス自動車のWEB情報提供サービス「e-ERG」(車両管理)とテレマティクスサービス「e-テレマ」(運行管理)によるトータルリスクマネージメント(環境問題対応・安全対策)を導入しています。平均燃費、急加速、急減速、長期アイドリング、速度などの運転行動をドライバー毎に把握・指導を行い、CO₂削減や社員の安全に寄与しています。

環境配慮基材の利用

日本は国土の約7割を森林が占める世界有数の森林国家であり、日本の木材自給率は25%と少なく、輸入材を用いることが主流となっています。しかし、国産材を使えば、日本の森林再生に加え、環境向上、国土保全など様々な利点があります。
東洋テックスでは、環境保全活動の一環として、持続可能な木材資源の有効活用に取り組んでいます。
その一つとして、国産針 葉樹を活用した製品に認証される国産材マークの取得を推進しています。国産材マーク認証製品を順次増やすことで、日本の森林を元気にする活動に貢献していきます。製品では、「Spice the LINEBONE」、「Juri」、「匠rustic」、「匠」、「彩」、「JX」で国産材を使用しています。
従来基材の使用に加え、植林木や国産材、また端材や廃材を再生利用した基材の研究・開発も進めています。

環境配慮基材の利用

合法伐採木材等の流通と利用の促進を目的とする法律「クリーンウッド法」