YUKADAN 床暖房システム

床暖房システム「ツツミダンデー」

PTC発熱体の仕組み

PTC・・・Positive Temperature Coefficient (正温度係数)の略。
温度が上昇すると電気抵抗が増加する性質のことで、
適度な温度になると一定温度で安定し、快適さを保つことが出来ます。

イメージ

起動時は、導電性粒子が接触して電極間に連鎖を形成し、電気が流れ発熱し、温度が上昇。

温度が上がると、発熱部が熱膨張し、粒子の連鎖が部分的に断ち切られます。
その結果、電流が流れにくくなり、熱の発生も低減します。

安全性

PTC 発熱体を用いた床暖房は、自ら高温になりすぎないように制御するため、過熱防止装置などを必要としません。
一定温度を保つため、低温やけどの心配も極めて低く安全です。また、一定の温度に達すると、自ら感知して発熱を抑えるため余分な放熱を防ぐことが出来ます。

頭寒足熱の快適床暖房

床からの伝導熱と輻射熱で床面を快適な温度に暖めます。
そのため足もとから天井までの温度差が少なく一定に保たれるので、頭寒足熱の理想的な状態で快適な室内環境をつくります。

クリーンな遠赤外線ヒーター

遠赤外線は共振共鳴により、身体の中まで熱が浸透しやすく、健康にも非常に良いといわれています。
この遠赤外線が高効率で放射されるため、身体の芯から暖めます。また、ダニ、ゴキブリなどの発生を抑え、ホコリも舞わないクリーンな床暖房です。
さらに、電気式なので、給湯器やボイラーの騒音や燃焼排気ガスの発生など、環境汚染が極めて少ないのが特徴です。

簡単施工・メンテナンスフリー

ツツミの床暖房システムは、床仕上げ材を貼る前にヒーターを置くだけの簡単な施工です。

電気式床暖房 温水式床暖房
ツツミ床暖房の
PTCヒーター
PTC傾向の
ヒーター
カーボン
ヒーター
電熱線
ヒーター
灯油式 ガス式
(都市ガス)
ガス式
(プロパン)
安全性
制御方法
必要以上に温度が上がらないため安全。自己過熱制御センサが不要。 サーモスタットや温度ヒューズなどの機械的な安全装置を多く使用するため、コントローラで制御。低温やけどの注意が必要。 漏水やパイプの詰まり、可燃性の燃料を使用するため、燃料の安全管理が必要。
経済性 暖かくなると消費電力が少なくなるので非常に経済的。 消費電力が
落ちにくい。
比較的
コストが割高。
燃料に安価な灯油を使うため経済的。しかし、温度ムラが多い。 使用料金が高いために割高。温度ムラも多い。 料金が非常に高いため割高。温度ムラも多い。
メンテナンス 故障の原因がないため必要なし。 基本的にはメンテナンスフリー。しかし、センサ、モスタット、温度ヒューズなどの故障の可能性あり。 定期点検、ボイラー燃料タンクなどのメンテナンスが必要。
燃料供給の管理などが必要。
環境配慮 電気式床暖房は、室内外ともにクリーン。
取り扱いも簡単。
CO2などの排気ガス発生、住宅地域における
運転時の騒音などが問題。
リフォーム性 施工が簡単。 施工が大変。

施工場所